DARKER THAN BLACK新シリーズが始まった [アニメ]
このアニメを最初に見たとき、なんかイーガンの「宇宙消失」みたいだなあ…と感じました。
お話はまったく違いますが、星が消えると言うシチュエーションと、契約者の奇妙な行動がイーガンぽかった。
(ヘイを描いてみました。サイトの丸写しだけどね)
イデオンのここが好き(とりあえず最終回) [アニメ]
イデオンも宇宙を舞台にしているので、いわゆる「ワープ航法」があります。バッフクランはそれを「亜空間飛行」と呼び、地球人は「デスドライブ」と呼びます。
「ワープ」航法ですから、亜空間に入った宇宙船は私たちの時間空間では見ることは出来ません。宇宙戦艦ヤマトでも別の空間から突然現れて攻撃をすると言うシーンがありますが、イデオンでも同じような特攻が行われます。
SF的には現実空間とワープ空間とは別の次元として受け止めていると思います。
ところが、イデオンは「亜空間を航行中の敵」をビームで攻撃するのです。
イデオンの操縦席にあるレーダーは、亜空間にいるバッフクランの空母の位置を指し示します。
イデの指示に従って、主人公のコスモは亜空間に向かってビームを発射します。
まさか現実空間から攻撃を受けると思っていなかったハルルお姉さんはこの攻撃で命を落とします。
このような亜空間の扱いは、実は「宇宙大作戦」にもあります。そのお話については、改めて紹介します。
イデオン特集はこれでおしまいです。もしチャンスがあったら偏見抜きにこのアニメーションを観て下さい。
イデオンのここが好きPART5(あとふたつ) [アニメ]
PART4で終わろうかと思ったのですが、ビデオを見ていたらこのシーンも紹介したくなりました。
イデオンの敵役バッフクランには「ドバ総司令の娘=怖いハルルお姉さん」が出てきます。
妹への嫉妬、恋人を地球人に殺された恨みを抱いてイデオンに立ち向かいます。
全長300メートルの美しい重機動メカでイデオンの足をつかみかかる場面ですが、味方の雑魚メカを破壊しながらイデオンに向かってきます。
味方の存在を無視したこのような攻撃はイデオンの中では度々出てきます。前にも書きましたが、母艦が勝手に亜空間飛行に入ったりして、バッフクランと言う星の差別的社会をうまく表現していると思います。
「発動篇」ではドバとハルルの会話が丁寧に(多分映画用に書き直して)描かれています。この人達は普通のアニメではただの悪役ですが、この視点がこの映画に深みを与えています。
イデオンのここが好き!PART4 [アニメ]
イデオンはこれまで観た戦争映画の中でも最も規模の大きな戦いを表現しています。
星を二つに切ったイデオンソードに加えて、何故かイデオンガンと言う「大砲」も装備されています。多分この武器はおもちゃ屋さんにごり押しされて作られたものだと思います。
この武器がまたむちゃくちゃな破壊力があります。
下のシーンはイデオンが惑星の向こう側にいる敵に向かってイデオンガンを撃つ場面です。
普通の銃撃戦は車の陰に隠れて打ち合ったり柱に隠れたりしますが、イデオンの場合は惑星の陰にいる敵を狙ってビームを打ちます。
そして、そのビームは惑星を破壊しながらその向こうの敵を攻撃します!
この攻撃でドバ総司令を倒したかと言うと、ちゃっかり亜空間飛行に入って逃げられます。
(クドイようですが、これは惑星に居る敵を攻撃してるわけでは無く、その向こうにいる相手を攻撃しています(^^))
イデオンもガンダムも根本のテーマは説教臭いものだと思いますが、この監督が子どもを喜ばす戦闘シーンを必ず入れているのが素晴らしいと思います。
最近のガンダムSなどは絵は綺麗ですし、次々と新しい兵器が出てきますが、松本零時の「戦場漫画シリーズ」を読むようなワクワクする戦闘シーンが表現できていないと僕は思います。
兵器一つ々の魅力を表現するには、作っている人が「好き」でないと駄目なんだと思うなあ…
イデオンのここが好き!PART3 [アニメ]
イデオンがテレビで放送されていた頃を思い出すと、アニメの動きはすごく雑だったと思います。ガンダムもムラがありましたが、安彦さんが作画?している時は妙に絵がうまい事があって、得した気分に浸りました。ガンダムは細かい描写を丁寧に表現してる事があるので、絵が雑でもそれほど気になりませんでした。
イデオンは放送の後半から、ミサイルの動きがドキッとするほど素晴らしい時があり、初めて見たときはオーッ!と感激しました。
登場人物のデザインも最初は違和感がありましたが、顔を下から見上げるデザインは印象的でしだいに格好良く感じるようになりました。バッフクランの人々がドンドン魅力的になります。
これが有名?な「線」だけのミサイル!
逃げまどうバッフクランの高価な兵器を破壊するイデオンのミサイル。このミサイルって何時誰が増産しているのかさっぱり分かりません。
イデオンのここが好きPART2 [アニメ]
バッフクランの巨大兵器「ガンドロア」
バッフ・クランの親分ドバ総司令(政治的な宿敵がいるようなので、法王と言うよりは有力な貴族と言う感じ?)は彗星をソロシップとイデオンに衝突させようとしますが、イデオンが彗星を破壊してしまった為失敗してしまいます。
そして、次の手として超新星のエネルギーをビームとして敵に照射する巨大兵器「ガンド・ロア」を使用します。それはイデに対抗できる人類(両方の人類)の究極の最終兵器でした。
ドバ総司令は彗星をぶつける作戦までは、自分やその一族の繁栄など政治的な欲望でイデオンを破壊しようとしていましたが、この時は玉砕覚悟の男のプライドを賭けていたようです。
すでに両方の地球は消滅していましたから…。
イデオンのここが好き!part1 [アニメ]
久しぶりにイデオンのビデオを見ました。そこでしばらくイデオンのここが好き、を特集したいと思います。
僕は「発動篇」のビデオしか持っていませんが、前半の「接触篇」の最後にイデオンの手から出る光線(イデオンソード?)が惑星を二つに切ってしまう場面があります。星をひとつ壊してしまう迫力はすばらしい!
後半の「発動篇」ではさらにハチャメチャになりますよ(^o^)
イデオンの魅力は、バッフ・クランの皆さんと美しい重機動メカ達ですね。実際はそんなに詳しくないんですが、バッフ・クランのみなさんは戦士であり「かっこいい」です。発動篇の主人公は間違いなくこの人達でした。
重機動メカは3本足で全長が300メートルらしいです。3人乗りなのもいいですね。ガンダムとは全く違うものと作りたい、と言う作者の熱意を感じます。
重機動メカは徹底的にやられます。更に空母から発進中に母艦が亜空間飛行に入って、空間のひずみに消えてしまったりします。
最初の頃は結構5分で戦っていたんですけどね…、後半は白兵戦が作戦の中心になります。